リアルすぎてたった4回で放送中止になった東京ガスのCMに思わず目頭が熱くなる..|もしもしワールド
社会問題

リアルすぎてたった4回で放送中止になった東京ガスのCMに思わず目頭が熱くなる..

街を歩いていると、リクルートスーツに身を包んだ就活生らしき学生をよく見かける時期になりましたね!

就活が思い通りに行って苦労なんてしなかった、という人はごく一部のかなりの優秀層だけではないでしょうか?

縁がなかったと割り切って前を向ければいいのですが、何通ものお祈りメールを受け取るうちに人格否定をされているような気持ちや、社会に必要とされていないんじゃないだろうかといった気持ちに陥ってしまうのが就活の辛さの1つだと思います。

リアルすぎてたった4回で放送中止になったCM

東京ガスがそんな就活中の女子大生とその母親に焦点を当てたCMを作っていたのですが、たった4回の放送で中止になっていました。

2014年2月1日から22日までの計4回の土曜日に『食彩の王国』で放送されたCMの「家族の絆-母からのエール編」で、主人公は就活中の女子大生。

何社も落ち続け「世界中から否定されている気持ちになる」という、就活で落ちたことがある人だけでなく、リストラやパワハラ経験者にとっても、ずしんと響くセリフが登場しています。

たった4回で中止になった理由は、CM放送中「あまりにもリアルで見ていて不愉快だ」「心が痛む」など批判の電話が数件寄せられたからだそうです。

そして問題になったCMがこちらです。

東京ガスCM「家族の絆-母からのエール編」

確かにこれはかなりリアルですね、、

ケーキを買ってくるところから玄関の前でメールを見たときの表情、そしてブランコの上で抑えきれず涙してまうシーンにはCMだということを忘れるほど感情移入してしまいます。

このCM自体はガスコンロのCMですが、

  • 頑張る就活生を温かい料理で静かに応援する母親
  • そしてその母親を応援する東京ガス

というのが企業側として伝えたかったメッセージなのだと見ることができます。

この東京ガスのCMは「家族の絆」シリーズとしてこの作品の前から、第1作として「家族の絆-弁当メール編」(2010)、「家族の絆-おてつだい券編」(2011)、「家族の絆-おばあちゃんの料理編」(2013)が作られており、フジサンケイグループ広告大賞のメディア部門で、それぞれ最優秀賞、優秀賞、最優秀賞を受賞している人気と賞賛高い作品のシリーズでした。

これだけ高評価をされてきたシリーズだっただけに、企業側は共感してもらえることはあっても、批判を受けるなんてことは全く想定していなかったのではないでしょうか。

危機管理広報の専門家も、「事前に倫理面のチェックを受けたとしても、当事者からの批判を予想することはまず不可能」だと言い切ったとのことです。

引用:business journal

放送中止になったこのCMに対してネット上では共感と賛否に分かれる

2014年にたった4回だけ放送されていたCMなので、記憶が薄れている人も多いかと思います。

それから6年経った2020年3月に上のツイートが発信され、そこに寄せられたコメントを見てみると、共感の意見、そして賛否の意見に割れていました。

  • 泣いた
  • これこそ流せよ
  • なんか凄い感化された。これ放送禁止にならなかった方が今の若者にとって良かったと思う。
  • リアルすぎるから放送中止になる意味がわからん、なんか不都合なシーンでもあったか?
  • え… リアルすぎてヤバ(・ω・`)
  • このCM幼少期みてたな、、 歳とってみるとまた違う捉え方になる
  • 大変だった、えらかった、自分の全てを否定されたような気がした、あの就活生の時期は、何年経っても思い出せます。一生忘れない。就活生の皆さん気負わず、内定くれなかった会社は自分の魅力に気づけなかった惜しいことをしたなッ!って思うくらいの気持ちで行きましょう!!w
  • あーわかる
    落ちる気しない!うまく行った! って思ったところ落ちた時の絶望感と言ったらこの世の終わりだったなあ 若いから尚更 でもその会社行った人9割辞めて 自分的には結果オーライだった 就活はゴールでないんだなって 今ならわかるけど、 この時は辛いんだよね
  • これはほんとに胸が痛みますね… 私も就活とかで初めて自殺を考えるようになりましたからね
  • このCM、就活中にも見てしまったんだけど、マジでこたえるんだよなぁ 存在価値を否定されてるような気がして…、 まあやるしかないんだけどね
  • 就職はできてるけど、仕事つまらなさすぎて自殺まで考えてたオレには重い映像…

最後に

実際に就活中であったり、就活生のいる家族にとっては辛いという気持ちは共感できますが、これがCMだからダメだったのか?ドラマやドキュメンタリー、報道ならよかったのか?など放送を中止にする判断が正しかったのかには疑問が少々残ります。

仮にもしこのような批判を避けるとすれば、同じテーマにしても

「合否を見る寸前の娘」「結果にかかわらず淡々と娘の好物を準備する母」

など結果を視聴者に委ねる形で終わればよかったかな?とも思いますが、今回のCMも終盤でお母さんと夕ご飯を食べ、また次の企業に挑戦するシーンが描かれており、前向きなラストでいいCMだなと思いました。

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