【今年で最後】大学入試センター試験 不正行為は1件|もしもしワールド
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【今年で最後】大学入試センター試験 不正行為は1件

31年間続いたセンター試験 最後の2日間が終了

2020年1月19日、最後のセンター試験が終了した。
大学入試センター試験は1990年に始まり、31年もの間日本の大学の共通入学試験として採用されてきた。

まずは、受験生のみんな、そして受験生を支える家族に本当にお疲れ様と声をかけたいばかりである。

来年の新体制では過去問がなく、また私立で可能だった「センター利用」もなくなるため、その中で受験戦争乗り越えなねばならず、なんとしてでも今年現役合格をしたい!という安全志向が高まり受験者らは例年以上にナーバスになっているようだ。

 

今年で最後となったセンター試験は1日目の18日に

  • 地理歴史・公民(世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B、現代社会、倫理、政治・経済、倫理,政治・経済)
  • 国語
  • 外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語)

2日目の19日に

  • 理科1(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)
  • 理科2(物理、化学、生物、地学)
  • 数学1(数学I、数学I・数学A)
  • 数学2(数学II、数学II・数学B、簿記・会計、情報関係基礎)

を実施した。

最後となるセンター試験の難易度は?

気になる難易度はというと全体的に例年と比べて難化している印象を受けた。

大手予備校の問題分析を参考にまとめると以下のようであった。

世界史A 昨年並み 例年どおり、教科書、資料集、地図を普段から学習しているか問う内容
世界史B やや難化 第一次世界大戦以降の現代史、第二次世界大戦後の出題が増加
地理A 昨年並み 昨年同様、大半が教科書に基づく問題構成。また、自然環境と防災の分野も昨年に引き続き出題
地理B 昨年並み 昨年同様に、多様な資料を扱う問題が扱われた。出題分野は昨年と同じで、地理Bの分野が万遍なく出題
倫理、政治・経済 昨年並み 小設問は、全て倫理、政治・経済の科目と共通の問題が出題。倫理分野は、資料読解や思想の知識が問われ、政治・経済分野はグラフ読解や理論の具体化など、考察力が問われた。
現在社会 やや難化 例年どおり基本的な知識を重視した問題だが、民法改正に伴う成年年齢の引き下げなど、教科書にはない時事問題が出題。
国語 昨年並み 昨年同様、第一問が評論、第二問が小説、第三問が古文、第四問が漢文が出題。また、漢文は漢詩が出題。
英語  

やや難化

例年通り、前半は発音、アクセント、語彙・文法の基本的知識が問われ、後半は、図や情報がある説明文、物語文、論説など、様々な文章を読み解く問題が出題。第4問Aが的にボールが落ちた位置を示す図があり、Bではフリーマーケットの出店申請の説明文が出題。
リスニング 昨年並み 形式、分量に大きな変更なし
物理基礎 やや難化 第3問において、射方投射からの出題があった。射方投射は物理基礎の範囲外であるため、問題中に指示があったものの初見の受験生にとっては難しかったことが懸念。
化学基礎 やや易化 昨年と比較すると、細かな知識を問う問題は見受けられず、全体的に基礎に沿った問題が出題。
生物基礎 昨年並み 出題範囲は例年のように、特定の分野に偏ることなく幅広く出題され、問題における知識・考察・計算の割合も昨年と同様。
地学 昨年並み 昨年には出題されなかった自然災害からの出題があり、それに伴ってハザードマップや矢羽などが現行過程において初めて出題。
数学IA やや難化 大問4では循環小数とn進法の融合問題が出題された。誘導もあるため、題意をうまく汲み取ることができるかどうかで差がつく問題であったと思われる。
数学IIB 昨年並み 第4問のベクトルは2年連続空間ベクトルから出題されている。対数関数では、図形と方程式の融合問題が出題され、例年通り数学Ⅱの全分野から幅広く出題された。

参考:https://kaito.keio-waseda.jp/2020-center/

不正は1件 スマホを使って検索しようと

埼玉県の会場で、受験生の1人が試験中にスマートフォンを使い不正を行おうとしたとの発表があった。

18日の地理歴史・公民の試験中にポケットからスマホを取り出し、電源を入れるところを複数の監督者が現認。「わからない問題を検索しようとした」と不正行為を認めた。スマホは電源を切り、カバンにしまうルールだった。スマホの使用に関する不正行為は、2016年1月に初めてあり、今回で5件目。

引用:https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20200119-OYT1T50119/

なお、外部との通信をする前に試験監督者に見つかって連れ出されたため検索までは至っていないが、全科目の成績が無効となったとのことだ。

2021年からの大学入試試験は【暗記型→志向型】へ 内容はまだ白紙?

31年間続いた大学入試センター試験は、来年からは「大学入学共通テスト」という新たな入試となる。今までのセンター試験のような暗記型からきちんと考えて自分で答えを導き出す思考型へのシフトを狙っている模様。

しかし現段階では入試改革の柱が次々と見送られ、改革の議論は振り出しに戻っているとのことで、受験生は対策の仕方に困惑や不安を募らせるばかりだろう。

 

 

 

 

最後に

センター試験が終わり、一息つく間もなく自己採点やセンターリサーチ、出願などまだまだ緊張感を保たねばならない苦しい時期。ここからが勝負所、風邪は体調だけには十分気をつけて来たる本番を全力発揮できるコンディションで迎えてほしい。全受験生にエールを!

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